福島名峰登頂プロジェクト「PEAK Project」。

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人気の山だよ「磐梯山」。一番簡単?八方台登山口ルート。

2013年9月の晴天、平日の晴れた早朝。
猪苗代湖の北側にそびえ立つ磐梯山に2名で挑戦しました。

磐梯山と言えば福島県を代表する名山。1818mの山頂から望む猪苗代湖は絶景だそう。

合計6本の登山道がありガイドブックオススメのルートは猪苗代湖からスタートし檜原湖へ縦走する表登山口ルートでした。
体力度は3のうち2。危険度も3のうち2です。
しかしここは初めての山なので最も簡単なルートと表記のあるゴールドラインの中ごろからスタートする八方台登山口ルートに挑戦することに。
マップで見た感じも八方台から頂上を目指すルートは距離も短そうです。

この日は前回女神山の反省を踏まえて新たにハイドレーションを装備に追加。

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ドイターのハイドレーションは3Lと容量も多く分解して隅々まで洗える。氷を入れても破けない強度。
ハイドレーションとはザックに本体をしまえる水分補給の為のアイテムです。
いちいちザックからペットボトルなどを出すことなく飲み口だけを手元に出しっぱなしで歩けるためこまめに水分補給するにはうってつけのアイテムです。

ウエストポーチ型のドリンクホルダーがダメか?というとそういうわけではなく、登山というより軽装で速度を競うトレイルランニングなどに適している気がします。

ドイターのハイドレーションは最大3L入るうえに飲み口が分解できる為洗いやすいです。
ハイドレーションに真水ではなく集中力アップのBCAAを溶かして約2Lを持っていきました。
そして簡単なルートという言葉を信じ1.5kgの超望遠レンズと1.2kgの広角レンズのシステムを組んだ結果荷物は12kgオーバー(;´Д`)

かなり重いです。

早朝に登山口に着くようスタート。
天候も晴れたせいか平日なのに駐車場は満車状態!流石人気の山ですね。
スタート地点にはきれいなトイレ、分かりやすい看板があります。

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いよいよスタート!

入口から30分ほどは緩い傾斜の樹林帯を歩く。

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なんて気持ちのいい始まりなんでしょ。
スタートがしんどい私的にもこの八方台ルートの登り始めはアップにちょうどよい感じでした。
さすが簡単ルート。このまま平和な傾斜で頂上に着くと良いですなあ。

ジリジリと高度を上げていくこと30分ほど。
開けた平坦な場所に到着。

あら??

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なんか山頂、遠くね??
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遥か遠くの山頂にまるでゴミのような人影が。。。「人間がゴミのようだ~!」ですよまったく。
開けた平坦な場所を皮切りに「簡単ルート」の八方台が本気を出してきましたよ。。。

斜度のある濡れた木道(滑りそうで超怖い)を抜けると斜度が急にキツくなります。

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今までのなだらかさはなんだったのだろう。
そしてタチが悪いのが登っては下るうねうねな勾配。
今までの山は登りは登り、下りは下りだったので途中で力尽きても引き返せば大丈夫、という気持ちがあったのですがここはそうはいきません。

下山時も登りがあるのですから。。。この簡単には下山できないというのは超初心者には案外プレシャーになります。
更に追い打ちをかけてくるのが樹木の根っこが作る段差。

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もうハイステップの繰り返しで足にきます。
カメラを首から下げていたのですがあまりの段差にバッグにしまっちゃいました。

石と根っこに加え急こう配と下り。
更に景色があまり見えずどこまでも続くのではないか?と錯覚してしまう道中。
実は登山をするうえで景色というのはとても重要だと思っています。
急坂で樹木に囲まれた足場の悪い道を高度計、GPS無しで登るというのはまるで無間地獄に入り込んでしまったような不安感があると思います。
人気のルートだからか人が多くまた今回は同行者がいたのが救いでした。
女神山のような不人気ルートで一人で登っていてこれは精神的にまいってしまうかも。

もう休みたい。。。
そう思った矢先に山頂手前も山小屋を示す看板が!
着きました!これで休憩できます(;´Д`)

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山小屋にはカップラーメンや冷えたドリンク、軽食や簡易トイレなどかなりの品揃えがございます。
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磐梯山にはトイレが設置されておりませんので入山前にトイレを済ませておくのがベターだと思います。

ここから山頂までは30分ほどで到着します。
下山してきた登山者の方から山頂から見える山に熊がいるとの目撃情報が。
遠くからだったら見てみたいかも。

山小屋に戻ってきてからも休む予定だったので荷物の一部を仮置きさせてもらう事にしました。
距離は短いですがこれは正解でした。
山頂へと続く道は急こう配ですれ違う幅も狭く、また人も多いので渋滞しがちで距離の割にはキツイなーという印象です。
しかしここまでくると景色がかなり開ける点、また山頂がすぐそこに見える点などからモチベーションは上げやすいと思います。
日本離れした景観が暖かく迎えてくれます。

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ひーひー言いながら山頂に到着しました!確かに山小屋から30分でしたよ(;´Д`)
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おー
360度パノラマは初めてでした。

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感動的な風景です。
猪苗代湖は地球が丸い事を感じさせてくれる地平線に溶け込み青くまた日の光に輝いていました。
遠く下界に見えるのは赤沼。

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晴天だった山頂がほんの1分くらいでアッという間に雲の中にという一幕も。
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山の天気は変わりやすいんですね。

正直。

一番簡単だと言われる八方台ルートでこのキツさって。


これ全然簡単じゃないでしょ。

これガイドブックのオススメ猪苗代湖→檜原湖縦走コース言ってたら多分死んでましたよ。
もーガイドブックがほんと信用できません。
なにも知らず無知で無装備な半そでハーパンの人達が何人もいましたがそのような装備なら天候や季節によっては有りなのかも知れませんが。
中途半端に怖さを知ってしまい、また体力も未熟な自分にはやはり12kgの装備は重すぎたと反省しております。

ただこのような距離も難易度も有るルートで万が一が無いとは言い切れないと思うんです。
最低でもレインスーツと長袖長ズボンの装備、また飲み物や食べ物は必要な気がしますが。。。
この頃の自分はまだ行動食とかドリンクの知識、歩き方のコツや心構えがなっていなかったと思います。
相変わらずプロテインとBCAA、つまり大義ではタンパク質中心の食事でした。
ひーひー言いながらも山頂に偶然にも立ち続ける事が出来た。

しかししっぺ返しを食らう日はそう遠くは無かったわけです。

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by mspeak | 2014-09-18 13:04 | 磐梯山

福島の名峰を全くの初心者がレポート。


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