福島名峰登頂プロジェクト「PEAK Project」。

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蓬田岳、阿武隈連峰の晩秋を知る。

2015年11月11日。
紅葉の時期も終りを告げた福島県、雪が積もるまで中途半端な時期です。

涼しくて虫もいなくて高難易度の山も攻めやすい気もしなくもないですが。
2013年一切経で10月終わりの初雪にやられた記憶がどうもソロでの高難易度の山へのトライを躊躇させるといいますか。
やはり雪は降るもの、視界は無くなるもの。
稜線は風速20mであると考えて行動すれば間違いないと思います。

そうなってくるとやはり会津の楽しい山たちは9月末、いいところ10月第2週くらいまで。

いわきの紅葉のストライクすら置き去りにした11月の灰色の山、もうこなすというモチベーションです。

というわけで淡々と低い山を攻めます。
今回は蓬田岳。

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山頂952m。最高到達地点969m。
福島市や伊達郡からするとアクセス2時間という印象ですが郡山から30分ほどで着いてしまう山。
危険度、体力度共に過去最高レベルにフレンドリーでございます。

ガザゴソ歩きを楽しめる一本道。

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小さな川をまたいで。
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両脇はかなり背の高い樹林帯に囲まれており想像よりなだらかとは言えないなかなか歩き応えのある道。
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終わってみると高低差もしっかりと500mあまり有りスニーカーで行くところではございません。

コケと楽葉のコラボが待ち受け画面のようなショット。

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しかしいかんせん短い。短すぎる。総移動距離4.6kmです。
約300m高度を上げると縦走に出た。

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予想通り遮るもののなくなった稜線は風速5m前後あろうか、体感がぐっと下がりじっとしていると寒い。

危険なアップダウンや狭いルートも無く山頂のあるやぐらのようなもののある場所に到着。

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やはり予想通りダラダラとした印象の山、盛り上がりに欠けるし景観もイマイチだったなー。
などと考えていたのですが。
もう少し先に登れるようです。

やたらとでかい電波塔みたいのがあり残念感が更に増しましたが。
高度20mほど歩を進めると。

おお!!
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これぞ360度の大パノラマ!
毎度思うのですが山頂というものは景観、実際の標高差があまり関係ないようでして。
明らかにこちらの方が標高が高く登り切った感も強いのですがここは山頂ではなくあくまで標高の一番高いところ。

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先日登った大滝根山の山頂なども見える。
郡山、福島市方面も見える。当日は見事な光芒が指し素晴らしい景色であった。
これは良いじゃないか!


しかし季節はすっかり晩秋だなあ。。。

水もほとんど飲まないし、この時期は本当にPEAKハンターとしては助かる。
日帰りの軽装備がカメラの道具を多少重くしてもほぼノーダメージで山と自然と対話できる。
しかし景色がとにかく灰色だ。
芽吹く緑、花。
汗とウザい虫と悪戦苦闘した季節がウソのようだ。
この蓬田岳の景色を境にすっかり阿武隈連峰のモチベーションが下がってしまった。
PEAKの商材拡販などもあり2016の冬の雪不足もあり。
PEAK Projectの再開は2016春以降となるのであった。
自分の場合写真で絶景を伝える事も仕事と考えています。
魅力の伝えきれない灰色の山はイマイチ、という事が分かりました。

いっそのこと雪が降った後につぼあしもしくはスノーシュー歩きの練習にも適していると言えそうです。

来た道をピストンしようと帰ろうとするとお二人の登山家さんから帰りはどちらから?
と聞かれました。
え、来た道以外帰り道あるの??

「探検コースが面白いよ」

探検コース。
なんだか中学校のカレーの具材を探して晩飯を作るレクリエーションみたいなノリだ。。。
まあ想定外だがこのままピストンでは暇すぎて眠ってしまいそうだ、探検コースで探検しようじゃありませんか!

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巨大な電波塔に気をとられて気付かなかったが確かにあった。

探検コースは明らかに人の手が入りすぎた感がある。
良く言えば親切丁寧、悪く言えば公園の延長のようだ。
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綺麗なな道だが
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ドキドキ感は無い。
踏み幅もあり場合によっては手すり有り、景観も行きのコースに比べると遠くが拝める樹林帯の無い道でした。

迷いポイントも無し。
疲労ポイントも無し。

今までで一番安全だったかもしれません。

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下山後イメージキャラクターのジュッピーくんに一人顔をはめてみたが虚しさだけが襲ってきた。
やるんじゃなかった。

蓬田岳を登るなら下部のお花畑が実る春先がとても良いかと思われます。
春は広大な駐車場が満車になるほどの人気の山のようです。

次回からは2016シーズンに突入!やっと過去のPEAK Projectが現在に追いついた。
難易度を上げていきますよ~!!

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by mspeak | 2016-04-03 20:01 | 蓬田岳

福島の名峰を全くの初心者がレポート。


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